温泉道用語集

【あ行】

■足湯(あしゆ)
足だけ入る温泉。時間や着替えが無いとき、いっぱい歩いて疲れた時などに重宝する。
■あつ湯ぬる湯(あつゆぬるゆ)
熱い湯とぬるい湯の2つの湯船が設けられていること。どちらも熱いと感じる場合もあるので名前を過信するなかれ!
■油屋熊八(あぶらやくまはち)
数々のアイデアで別府を日本でも有数な観光地に押し上げた別府観光の父。 別府駅東口にある銅像の人物。手がでかい。
■一遍上人(いっぺんしょうにん)
鎌倉時代中期の僧侶で踊念仏が有名。鉄輪を訪れ、荒れ狂う地獄を鎮め「むし湯」 「熱の湯」「渋の湯」などの温泉を作ったとされているレジェンド。
■内湯(うちゆ)
旅館において、その宿が保有する風呂。
■扇山(おうぎやま)
正式名称は大平山(標高815m)。扇を逆さに広げたように見えることからこの名が付いた。毎年4月の温泉祭りで炎に包まれる。
■温泉神社(おんせんじんじゃ)
鉄輪温泉の鎮守神。
■温泉殿堂(おんせんでんどう)
ひょうたん温泉に開設してくれている。温泉道名人になると希望者は肖像写真を掲示してくれる。
■温泉ハンター(おんせんはんたー)
スマートフォンでめぐるデジタル温泉道。どこかで見たことがあるような温泉レーダーを駆使し、温泉というお宝をハントするのだ!
■温泉分析書(おんせんぶんせきしょ)
浴室に掲示され成分などの詳しい情報が記載されている。自分にピッタリな成分を探したりと見方がわかると更に楽しめる。

【か行】

■上総掘り(かずさぼり)
人力で掘り抜き井戸(源泉)を掘削する工法。 別府で技術が発達し、昭和28年ごろまで存続した。
■伽藍岳(がらんだけ)
別府温泉の熱源域と考えられている活火山。
■鉄輪足むし(かんなわあしむし)
温泉の噴気で熱せられた箱に石菖(薬草)が敷きつめられており、そこに足を入れる。
■鉄輪むし湯(かんなわむしゆ)
温泉の噴気で熱せられた床の上に石菖(薬草)が敷きつめられており、その上に10分横たわる。
■機能温泉浴(2湯めぐり)(きのうおんせんよく)
異なる泉質の温泉を2湯めぐり、湯の効能をより効果的に取り込める。
■禁忌症(きんきしょう)
温泉療養をしてはいけない病気や症状のこと。
■小判型浴槽(こばんがたよくそう)
ジモ泉にある特徴のひとつ。楕円形の湯船のこと。

【さ行】

■茶房たかさき(さぼうたかさき)
温泉道ビギナーからエキスパートまでみんなが集まる温泉好き憩いの場。 オーナーの高崎さんは別府八湯温泉道名人会の初代会長!!
■地獄釜(じごくがま)
高温の温泉(地獄)から噴出する蒸気熱を利用した加熱調理装置。めっちゃエコ!
■地獄蒸し(じごくむし)
温泉の噴気を利用した地獄蒸し釜の高温の蒸気で一気に蒸し上げる料理法。
■ジモ専(じもせん)
地域住民専用の温泉。基本的に外来は受け入れていないので、入れるチャンスがあれば飛びつこう!
■ジモ泉(じもせん)
外来も受け入れている地域住民の温泉。地元民との裸のつきあいが楽しめる。基本は熱めなので加水するときは一言かけよう。
■スケール
揚湯管や送湯管に付着する温泉沈殿物。
■砂湯(すなゆ)
温泉で温めた砂に埋まって楽しむ入浴法。砂かけさんがを砂をかけてくれるうえに、砂の上に頭だけ出た面白写真も撮ってくれる。
■スパポート
パスポートならぬスパポート。別府八湯温泉道入門のマストアイテム。入湯印を集めるたびにスペースが埋まっていく感覚がやみつきに。
■泉生(せんせい)
七段以上の高段位者。
■外湯(そとゆ)
宿泊施設を伴わない公衆浴場、日帰り入浴施設のこと。

【た行】

■高天井(たかてんじょう)
ジモ泉にある特徴のひとつ。換気の為、天井が高い。
■脱衣所一体型(だついじょいったいがた)
ジモ泉にある特徴のひとつ。脱衣所と浴槽が仕切られていない作りのこと。
■鶴見岳(つるみだけ)
標高1375mの活火山。 4月には鶴見岳一気登山なども行われる。
■手湯(てゆ)
手を温泉に浸す入浴法。そのための浴槽が設置してある場所。本当に時間がないときにちゃちゃっと温泉気分が味わえる。
■適応症(てきおうしょう)
温泉療養をおこなってよい病気や症状のこと。
■湯治(とうじ)
温泉地に長期間滞留して特定の疾病の温泉療養を行うこと。現在は新・湯治といった若者向けの湯治やワーケーションなど含まれるかもしれない。
■独泉(どくせん)
浴場をひとり占めしたときの優越感を現した言葉。なんだか贅沢な気分に浸れる。
■とり天(とりてん)
大分県民熱愛のグルメで発祥の店が別府にあり、市内に数多くの提供店が点在する。“推しとり天店”を持っている地元民多数!
■泥湯(どろゆ)
すぐれた成分を含んだ泥は温熱効果もある。泥パックでお肌変身

【な行】

■入湯印(にゅうとういん)
温泉道施設に設置しているオリジナルスタンプ。施設ごとにデザインが違うのでスパポートに貯まっていくのも楽しい。

【は行】

■八幡朝見神社(はちまんあさみじんじゃ)
1196年建立の別府の総鎮守として親しまれている寺社。周辺に共同湯が多い。
■半地下構造(はんちかこうぞう)
共同浴場にある特徴のひとつ。脱衣所から階段を降りて湯舟へ入る時ちょっとワクワク…
■別府竹細工(べっぷたけざいく)
高度な技術を集約した別府市の伝統的工芸品。
■別府八湯裏泉家(べっぷはっとううらせんけ)
名人位取得者を対象に催される、普段は入れない個人宅の温泉などに入浴することのできるスペシャルツアー。
■別府八湯温泉本(べっぷはっとうおんせんぼん)
別府八湯温泉道の公式ガイドブック。
■別府八湯温泉道名人会(べっぷはっとうめいじんかい)
温泉道の名人位を取得した人たちの集まり。
■別府冷麺(べっぷれいめん)
別府グルメのひとつ。旧満州から引きあげた料理人が和風にして広めた冷麺。湯上がりに食べる冷麺は格別!
■火男火売神社(ほのおほのめじんじゃ)
鶴見岳の男嶽、女嶽の二峰を神格化した火男、火売の二神をお祀りしている社。別府八湯の守り神として信仰を集めている。

【ま行】

■名人カード交付式(めいじんかーどこうふしき)
毎年4月1日~翌年の3月31日までに名人位を取得した方にお渡しする記念カード。

【や行】

■湯~園地(ゆ〜えんち)
別府市が温泉のPRで2016年に企画。動画再生100万回で実現すると市長自ら公約し、クラウドファンディングで実施した。期間限定の温泉遊園地。期間限定で入湯印も登場した。
■湯気抜き(ゆげぬき)
建物の腐食を防ぐための構造
■ユニバーサル温泉道(ゆにばーさるおんせんどう)
車いすの方が介助者と一緒に温泉道名人を目指す「車いす温泉道」をより時代マッチしたネーミングに変更。
■湯の花(ゆのはな)
温泉の成分が析出して生じた温泉沈殿物。入浴剤として利用されどこにいても別府を感じられる。
■湯遍路
   温泉道を極める人。
■湯雨竹(ゆめたけ)
竹枝製の温泉冷却装置。
■ゆめひのき
檜製の温泉冷却装置。